名前が分からなくなった係員が、このうち3人に質問すると、ブラウンさんだけが嘘をついた。
A「Bがブラックさんだよ。」
B「私はブルーじゃない。」
C「ホワイトさんならDだよ。」
さて、いったい誰がブルーさんかな?
嘘をついたのはブラウンさんだけ。
話をしているのはA~Cの3人だから、この3人の誰かがブラウンさんだと仮定すればよさそうだ。
そして、その人の言うことが嘘だと仮定した場合、どうなるかな?
Aがブラウンで、嘘を言っているとする。
Aの話が嘘で、Bの話が本当だから、Bはブラックでもブルーでもないね。
Cの話も本当だから、Dがホワイトだ。
そうなるとBはブラウンになるはずなのだが、Aがブラウンだと仮定しているから、矛盾してしまう。
同様に、Bがブラウンで嘘の話だと仮定しよう。
この場合明らかに違うね。
Bが「私はブルーだ。」と言っていることになるから、Bがブラウンだという仮定そのものと矛盾する。
嘘をついている人は分かったね。
嘘をついているブラウンは、Cであることは間違いない。
Aの話から、Bはブラックだ。
Bの話とも矛盾しないね。
Dは残りのブルーかホワイトのどちらかなのだが、Cの話が嘘だから「Dはホワイトではない」ということになる。
もう、分かったよね?
答えは「D」だ。