だが、あちこち破れている上に、しわくちゃで、よく読むことができない。
向かいにいるダルストンは、「こんな簡単な計算もできないのか」と自慢げに言うのだが、一体この計算式の「答え」とは何なのだろう?
数字で答えてほしい。
このプリント、ただしわをのばすだけでは、必要な部分が破れて失われているので、解くことはできなさそうだ。
しかし、ダルストンは「こんな簡単な」と言っている。
簡単というくらいだから方程式ですらないのかも…?
しかし、なぜ向かいにいたダルストンが解けたのだろう?
書かれた式はさかさまになるから、読みにくいはずなのに。
…実際にさかさまにすると、どう見えるかな。
プリントをさかさまに見て、何か気付いたことはないだろうか。
ダルストンは、書かれた計算式自体は見ていなかったのかもしれないよ。
それにしても、変な破れ方だね。
ん?何かに見えてくるような…?
さかさまにした状態で、破れた部分だけを見てみよう。
計算式が見えてこないだろうか。
17-2…かな?
なんだ、簡単な計算じゃないか。
答えは「15」だ。