ある警官がこの的で射撃訓練をしたのだが、5発撃ってその合計が100点だった。
さて、この警官は弾をどこに何発当てたのだろうか。
5発で100点だから、たとえば75点に1発当てたとすると、残りは25点だ。
これは5点に5発の組み合わせしかない。
でも、合計6発になってしまうから違うね。
他の組み合わせを考えよう。
えっ?
どの組み合わせにしても5発より多くなってしまうって?
…何かひとつ、可能性を見落としていないかい?
この的以外にも、別の点数を取ることができるとしたら…?
5発撃ったからといって、5発全てがどこかの的に当たったとは限らないんだよ。
つまり、「0点」もありうるというわけ!
もう分かったかな?
的の得点以外にも、「的に当たらなかった」場合、つまり「0点」の可能性もある。
これを含めて考えよう。
そして、合計100点を取るのにもっとも近い得点は何だろう?
この警官、まぐれが当たったのかも。
答えは「100点に1発」だ。